MASERATI News

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2015.11.21

マセラティ「ゼニア・エディション・インテリア 」を発表

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マセラティ ジャパン株式会社は、マセラティと高級ファッションブランド、エルメネジルド・ゼニアが共同で開発した、世界に類を見ない特製シルク素材のインテリア・オプション「ゼニア・エディション・インテリア」を2015年11月20日に開幕する第19回名古屋モーターショーで国内初公開いたします。また12月4日開幕の第9回大阪モーターショーにも引き続いて展示いたします。

「ゼニア・エディション・インテリア」は、パートナーシップ契約を結ぶ両社*が、マセラティが誇るエレガントかつラグジュアリーなスポーツセダンとエルメネジルド・ゼニアが生み出す高品質なテキスタイルを組み合わせて、究極のインテリア空間とエクスクルーシブなドライビング体験を創り出すことを目指して誕生しました。一般的なシルクのイメージを超えて新たに開発された新素材は、シルクならではの光沢感、豪華さに加え、車両に求められる耐摩耗性、耐久性、衝突安全性等の強度と優れたホールド感を備えています。シルク素材はファイン・グレイン・レザー(3色)との組み合わせにより背もたれと座面の中央部分に使われるほか、ドアパネル、ルーフライニング、サンバイザー、シーリング ライト フィクスチャーに採用されています。

対象モデルは、フラッグシップモデル「クアトロポルテ」レンジとミドルサイズセダン「ギブリ」レンジ。オプション価格(税込)は、クアトロポルテが1,024,457円(但しレザー3色のうちレッドのみ別途費用がかかります)、ギブリが714,857円です。

 

<「ゼニア・エディション・インテリア」特長>
・世界の車市場が要求する耐摩耗性、耐久性、衝突安全性などの基準を満たす100%天然繊維の特製シルクを新開発。400点以上の試作品の制作を経て、高級感と強度や機能性を兼ね備えた最高級のインテリア・オプションが完成しました。
・シルク素材はシートの中央部分と、ドアパネル、ルーフライニング、サンバイザー、シーリングライト フィクスチャーに採用しています。
・背もたれと座面のシルクはヘリンボーンパターンを採用し、より強度を高めています。
・カラーはアンスラサイト(ダークグレー)。組み合わせるファイン・グレイン・レザーはブラック、タン、レッドの3色のバリエーションが揃っています。レザーには、ライトグレーのステッチが施され、落ち着いたシルク素材との組み合わせが、従来のどんな素材とも異なる質感を持つ、斬新で艶やかなラグジュアリー感を演出します。
・ドアパネルの中央部分は斜めのロールパターンで飾られたシルクでカバーされ、濃淡のついた加飾ステッチと交互のリブ織りで構成。同じファブリックがルーフライニングとサンバイザーのカバーにも使われています。
・ヘッドレストには、マセラティ ブランド エンブレムのトライデントの刺繍が施されます。
・サンバイザーの内側には、ブランドラベルであるグログランの「Ermenegildo Zegna Exclusively for Maserati」があしらわれます。
・発売に合わせて「ゼニア・エディション・インテリア・ウェルカム パッケージ」をご用意しました。お求めいただいたお客様にはマセラティとエルメネジルド・ゼニアから感謝の気持ちを込めて、レザーボックス入りのキーリング(非売品)などを含むスペシャルギフトをお贈りいたします。

 

<CEOコメントより>
エルメネジルド・ゼニアCEO エルメネジルド・ゼニア:当社は10年程前シルクを専門とする企業を買収し、シルク素材に注目してきました。そして今回ラグジュアリー・ファッションの魅力をクルマにどう持ち込むかを考えていたとき、「シルクをクルマに採用する」というクレイジーなアイデアが生まれたのです。数々の試験と試行錯誤の末、レザーにも非常によくマッチする特殊な加工をクルマのインテリアに施しました。そして素材の光沢と魅力的な色でシルクのラグジュアリー感を活かし、きわめて特殊な効果を生み出すことができました。糸の太さや撚り方、織りと仕上げを調整し、マセラティモデルをよりスポーティに見せることに成功したのです。両社の歴史と伝統、それにクラフツマンシップの組み合わせによって実現した素晴らしいコラボだと思います。

マセラティCEO ハラルド・ウェスター:最初に「シルクをクルマに採用しよう」と言われたとき、この人達は正気じゃないと思いました。でも彼が私の考えを変えたのです。大変興味深いチャレンジでした。最初の6カ月で、シルクをどのように曲げ、調節し、補強するかの手段が比較的明確になりました。12カ月から14カ月かけて約400点の試作品を作り、弾性が比較的低いシルクと、はるかに弾性が高いレザーとを縫い合わせた場合の課題を克服したのです。私達のクルマは-35℃から+80℃の温度差、55kg~95kgの重量による試験を25万サイクル繰り返していますが、当製品もこの条件をクリアしました。私達はクルマにエモーションを提供しています。私達のクルマのドライバーには、クルマを感じ、クルマの音を聴いて、感情的に夢中になって欲しい。乗るたびに笑顔にし、感情をかき立ててくれる能力をクルマに与えたいと思っています。

 

* マセラティとエルメネジルド・ゼニアは2013年4月に3年契約を締結し、両ブランドの長期的なパートナーシップが誕生しました。この提携事業の第一弾が、マセラティ100周年を記念し、2014年12月から国内デリバリーを開始した「マセラティ クアトロポルテ エルメネジルド ゼニア リミテッド・エディション」です。ゼニアデザインによる特別な塗装と素材、贅沢なファブリックを採用。世界限定100台、国内12台の特別なモデルです。
さらに2014年10月のパリ・モーターショーでは、コンセプトカー「ギブリ エルメネジルド ゼニア エディション」を発表。続く両社のコラボレーションの結実が今回のインテリア・オプション「ゼニア・エディション・インテリア」です。

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※注:「クアトロポルテ」のレッドのみ、別途費用83,314円(税込)がかかります。

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